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Google検索で仮想通貨と法定通貨のレート変換が可能 ~CoinbaseレートのBTC、BCH、ETH、LTCに対応

Google検索の通貨換算ツールで法定通貨と仮想通貨のレート変換が可能

 世界の法定通貨の為替レートを調べるのに便利なツールとして、Google検索の通貨換算ツールは有名だが、その通貨換算ツールが本稿執筆時点で4種類の仮想通貨にも対応していることは、あまり知られていない。現在、通貨換算ツールは、世界の法定通貨のほか、Bitcoin(BTC)、Bitcoin Cash(BCH)、Ethereum(ETH)、Litecoin(LTC)の4種類の仮想通貨にも対応している。

 Google検索の通貨換算ツールは、Googleの検索窓で「為替」と入力することで呼び出せる便利なツールだ。デフォルトでは、円(JPY)とアメリカ合衆国ドル(USD)の為替レートが表示されるが、世界の法定通貨をほぼ網羅しており、メニューから変換したい通貨を指定し、基準となる通貨の数量を入れることで、瞬時に、現在の為替レートに合わせて、目的の通貨のレートを計算し表示してくれる便利ツールだ。

Googleで「為替」と検索すると出てくる通貨換算ツール

 たとえば、今、1ドルはいくら? という場合は、基準となる通貨にアメリカ合衆国ドルを指定して数字の1を入力し、目的の通貨を円にすることで、現在、1ドルが何円なのか分かるという仕組み。ここで数字を2に変更すると、瞬時に計算され、リアルタイムに円のレートも変わるので、その場で細かい計算も可能である。

 これらの法定通貨のメニュー内に、実は仮想通貨であるBTC、BCH、ETH、LTCも含まれている。ツールでは、メニューにそれぞれ「ビットコイン」「ビットコインキャッシュ」「イーサ」「ライトコイン」とカタカナで表示されるので、こちらも目的に合わせて選択する。たとえば1BTCは円にするといくらなのかを調べたい場合は、為替レートを調べるのと同様に、通貨名に「ビットコイン」と「円」を指定するだけで、瞬時に計算されてその結果が表示される。もちろん仮想通貨同士のレートを確認することも可能だ。

通貨のメニューから仮想通貨を選ぶだけ

 また、通貨換算ツールは、Googleの検索窓で「btc」と入力することで、ダイレクトにBTC/JPYのレートを確認することができるので、こちらの検索ワードもキーワードとして覚えておくと便利だ。また「bch」「ltc」でも同様にツールを呼び出すことができるが、なぜか「eth」のみダイレクトに呼び出すことができないので、Ethereumは「btc」などでツールを呼び出してから、メニューにて変更しよう。

Googleで「btc」と検索すると、ダイレクトにBTC/JPYが表示される

 なお、ここで扱われている世界各国の法定通貨の為替レート、仮想通貨のレートは、参照先が通貨換算ツールの右下に小さく「免責事項」と書かれているリンク先に明記されている。ちなみに法定通貨は「SIX Financial Information」のレートを、仮想通貨はアメリカの仮想通貨交換所「Coinbase」のレートを、それぞれ参照しており、どちらも3分の遅延が生じていることも明らかにされている。どちらのレートも、リアルタイムの数値ではないことに注意が必要だ。

相場は仮想通貨交換所「Coinbase」のレートが参照されている