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Monacoinへの51%攻撃、ウォレットの盗難など仮想通貨の不正事例にも言及

NTTデータ、サイバーセキュリティに関するグローバル動向四半期レポート

(「グローバルセキュリティ動向四半期レポート(2018年4月〜6月)」より引用、以下同)

 株式会社NTTデータは7月26日、「サイバーセキュリティに関するグローバル動向四半期レポート(2018年度第1四半期)」を公開した。本年度4月から6月のサイバーセキュリティに関するグローバル動向について調査を実施したもの。今回の調査では、仮想通貨交換所へのハッキングや、仮想通貨Monacoin(MONA)、Bitcoin Gold(BTG)、Verge(XVG)への「51%攻撃」など、仮想通貨に対するサイバー攻撃についても挙げられた。本調査結果は、セキュリティ被害の抑止を目的として一般公開されている。

仮想通貨を狙った攻撃

 仮想通貨に関するレポートでは、金銭目的のサイバー攻撃が活発であることを告げている。仮想通貨に関しては、仮想通貨交換所などサービス提供者がターゲットになることもあれば、仮想通貨のマイニングを行っている採掘者のパソコンのリソースを狙ってくることや、仮想通貨を利用していないユーザーに対しても、パソコンのリソースを悪用されてサイバー犯罪に加担させられるケースもあるなど、多様化するサイバー犯罪に警戒を要すると報告している。

 レポートはトピックス以外にも、サイバー犯罪に関する第2四半期以降の予測、第1四半期に起きた犯罪のタイムライン化など、詳しく掲載している。

仮想通貨を狙った攻撃事案のタイムライン化
脆弱性とそれを悪用した攻撃事案のタイムライン化

 そのほかのトピックスでは、個人情報の取り扱いに関して、GDPR(EU一般データ保護規則)の適用が開始され、違反した企業は高額な制裁金を課される可能性があることにも言及。EU居住者に対するサービスを提供する企業は、個人情報の取り扱いを厳重にすることといった注意喚起なども挙げられている。

 なお、次回は10月中旬頃に、7月から9月のレポートを公開する予定になっている。