仮想通貨(暗号資産)ニュース

ヤフー出資の仮想通貨交換所TAOTAO、ソフトバンク・テクノロジーのクラウド型WAFとMSSを導入

MSS for Incapsulaでサイバー攻撃への常時監視と耐性を実現

(Image: Shutterstock.com)

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は3月25日、ヤフー出資の仮想通貨交換所「TAOTAO」へ、同社が提供する「マネージドセキュリティサービス for Imperva Incapsula」(以下、MSS for Incapsula)の導入を発表した。TAOTAOは、「MSS for Incapsula」によって、24時間365日のセキュリティシステムの監視・運用を行う。攻撃予兆と攻撃への気づき、早期対応を実現し、サイバー攻撃から顧客資産を保護するという。

 「MSS for Incapsula」は、Imperva社のクラウド型セキュリティサービスを活用する。SBTのセキュリティアナリストが運用するクラウド型のWAF(Web Application Firewall)と、同社による独自開発のAIを活用したログ分析プラットフォームを組み合わせ、サイバー攻撃からシステムを保護するという。24時間365日の体制でシステムの監視・運用を行い、最新の脅威に対応したセキュリティ対策と運用をサポートする。大規模なDDoS攻撃などのサイバー攻撃にも対応が可能とのこと。

マネージドセキュリティサービス for Imperva Incapsulaのイメージ図(公式サイトより引用)

 仮想通貨交換所「TAOTAO」は、5月中旬より営業開始を予定している。同交換所では、現物はBTC/JPYとETH/JPY、レバレッジはBTC・ETH・XRP・LTC・BCHとJPYの通貨ペアが取引対象となる予定だ。現在、取引口座の事前登録期間となっており、4月17日まで事前登録キャンペーンを実施している。