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NYタイムズ、フェイクニュース撲滅プロジェクトを始動。IBMと共同開発

報道資料をブロックチェーン上に記録する実証実験を今秋予定

(Image: littlenySTOCK / Shutterstock.com)

米ニューヨークタイムズは7月24日、ブロックチェーンを用いてフェイクニュースを撲滅する「News Provenance Project」を発表した。Hyperledger Fabricを採用し、IBMのコンサルティング部門IBM Garageと共に共同開発を行っていくとのこと。今秋までに実証実験を行う計画だ。

プロジェクトは、報道機関が発行した映像などの資料について、撮影場所や時間、関連記事のメタデータなどをブロックチェーン上に記録していく。資料が一般読者にとって信頼できるものであるか、判断の基準を提供する取り組みとなる。ユーザーが本物のメディアを認識するのにどのような基準を持つか、その要素を検証することも計画に含まれており、ユーザーエクスペリエンスの調査も並行して行っていくとのこと。