仮想通貨(暗号資産)ニュース

NEMブロックチェーン使用の写真投稿型サービスnemgraphスタート。NEMによる投げ銭可能

投稿写真の所有権証明や使用権販売も可能に

nemgraphプロモーションサイト画面

仮想通貨NEM(ネム)を使用した写真投稿型コミュニケーションサービス「nemgraph」が8月22日ローンチした。nemgraphは、NEMコミュニティの声から誕生したサービス。NEMのブロックチェーン技術による投稿写真の所有権証明や投げ銭機能など、さまざまな付加価値を提供する。写真投稿を通じて、ユーザー同士がつながるソーシャルコミュニケーションツールとなっている。

nemgraphはNEMのTip機能(投げ銭機能)による寄付ができる。SNSのいわゆる「いいね」ではなく、感動した写真に対し仮想通貨NEM(XEM)を投げ銭することができ、投げ銭の履歴はブロックチェーンに記録される。

また、RiNG公証機能により投稿者、投稿画像や内容、投稿日時など関連情報についてもブロックチェーンに記録されることから、投稿写真の所有権を証明することができ、写真の使用権販売が可能になる。投稿写真を無断使用された場合には、RiNG公証を使い、投稿者は投稿の正当性・所有権を主張することができる。

nemgraphでは、使用が許可されている投稿写真については、規定額のNEMを該当ユーザーに支払うことですぐに利用可能となり、ウェブ制作や印刷物に使用することもできる。写真家やCGデザイナーは、新たな販路としてnemgraphを活用することが可能になるという。

nemgraphを利用するにはメールアドレスの登録とパスワードの設定のみで、誰でもすぐに利用を開始することができるが、投げ銭機能の利用や報酬を受け取るためには、NEM Walletの連携が必要になる。

nemgraph投稿写真画面
スマートフォンの画面サイズにも対応