仮想通貨(暗号資産)ニュース

カヤック、神奈川・鎌倉で地域仮想通貨の実証実験を11月開始

分散型台帳技術を活用した「まちのコイン」を開発

カヤックは9月26日、神奈川県が実施する「SDGsつながりポイントシステム構築業務」を受託したことを発表した。SDGs業務に同社が企画・開発を進める分散型台帳技術を使用したコミュニティ通貨サービス「まちのコイン」を活用する。同地域通貨サービスの実証実験を、11月中旬より神奈川県・鎌倉で実施するとのこと。

「まちのコイン」は、QRコードを介して、ユーザーがポイントを獲得、利用できるコミュニティ通貨サービス。ユーザーは地域活動等に参加することでポイントが獲得できる。「SDGsつながりポイントシステム構築業務」では、国連が定める持続可能な開発目標であるSDGsの達成に向けて、地域の社会的課題の解決を図る活動に「まちのコイン」を導入する。ポイントにより、住民、店舗・企業の直接・間接的な参加を促し、地域活性化とSDGsの“自分ごと化”を図っていく。

獲得したポイントは、加盟店等で利用することができる(法定通貨に換金することはできない)。またポイントシステムでは、ゲーミフィケーションを活用し、参加頻度によるボーナスポイントの付与や、ポイント取得によるレベルアップなど、楽しみながら、自然と地域活動に触れる機会を創出していく。