仮想通貨(暗号資産)ニュース
「ビットコインは年内に1万ドル回復」=著名アナリストPlanB
金の価格計算に用いるストックフロー比率から予測
2019年11月27日 12:12
仮想通貨業界で有名な匿名アナリスト「PlanB」は、ストックフロー比率から分析した場合、現在1BTC=7000ドル前後のBitcoin価格が、年内に1万ドルまで回復する可能性が高いとの分析を示した。
Twitterで5万人超のフォロワーを持つPlanBは、「クレイジーだと言われるかもしれない。けれど、BTCが2019年に1万ドルまで回復しても、驚きではない。Bitcoinが半減期の6カ月前にS2Fモデルを下回る、滅多にない機会だ」と投稿した。
Call me crazy, but it wouldn't surprise me if BTC closes 2019 at $10k+ .. opportunities like this (#bitcoinbelow S2F model value, 6 months before the halving) are rare.pic.twitter.com/ADwqixd9EF
— PlanB (@100trillionUSD)November 25, 2019
PlanBが採用するストックフロー比率は、金の適正価格を算出するために用いられているフレームワークだ。金は埋蔵量(=今後採掘できる量)が決まっているため、「現在の流通量」と「採掘可能量」から適正価格を算出できるという考えに基づく。
ドイツのバイエルン州立銀行は今年9月、このストックフロー比率を当初から最大供給量が2100万BTCに決められているビットコインに応用し、適正価格を算出。2020年5月に迎えるビットコイン半減期のストックフロー比率への影響を分析した結果、bitcoin価格は2020年春に9万ドル(約980万円)に達するという予測を公表した。
PlanBも同様の手法で分析し、Bitcoinの年末の適正価格が1万ドルと算出した。また、同氏はBitcoinが2025年に1BTC=100万ドルに達すると主張している。