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最古参タブブラウザ「Lunascape」生まれ変わる
ソニーとG.U.LabsがWeb 3.0世代の新型を共同開発
2019年12月19日 05:30
G.U.Labsは12月18日、ソニーと提携し、ウェブブラウザ「Lunascape」をベースとした新型ブラウザを共同開発すると発表した。新型ブラウザはプライバシー保護のほか、Ethereumなどのブロックチェーンに対応したWeb 3.0世代のものになるという。
メディアドゥ傘下のLunascape社が有するウェブブラウザ事業は11月末、G.U.Labsが買収した。元Lunascape社代表の近藤秀和氏は12月1日より、G.U.Labsの代表取締役CEOを務める。Lunascape社は12月1日付けでメディアドゥに吸収合併。LunascapeのブランドをG.U.Labsが引き継ぐ形となる。
G.U.Labsは、現CTOである西村祥一氏がブロックチェーン技術研究に特化した会社として立ち上げた開発会社。Ethereum用のウォレットアプリ「Tachyon Wallet」やブロックチェーンサービス(BaaS)「G.U. Blockchain Cloud」などを提供する。また、Amazonやオラクル、マイクロソフト、Googleが提供する複数のBaaSを統合管理する「G.U.Chain」といったツールを開発している。