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GMO、日本円連動のステーブルコイン「GYEN」実証実験開始

2020年上半期にリリース予定。ブロックチェーン基盤の開発は完了

GMOインターネットは12月23日、日本円と連動(円ペッグ)したステーブルコイン「GYEN」(GMO Japanese YEN)を2020年上半期に提供開始することを発表した。土台となるブロックチェーンの開発はすでに完了し、リリースに向けて、内部での実証実験を開始しているという。「GYEN」は同社の海外戦略ブランド「Z.com」を通じて発行する計画で、まずは海外で提供を開始する予定とのこと。

GMOインターネットは、2018年10月の段階でステーブルコインの発行準備を進めていることを明らかにしていた。ステーブルコインにはいくつかの分類があるが、「GYEN」は法定通貨担保型の円ペッグ通貨となる。同社は「GYEN」を通じて仮想通貨のボーダレスな取引や、フィンテック分野におけるブロックチェーン技術の活用支援を目指すとしている。