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コインチェック、仮想通貨LISKのステーキング報酬を初分配

報酬総額は2251.9LSKで18万円相当

コインチェックは1月22日、仮想通貨Lisk(LSK)のステーキングサービスについて、初回となる報酬の分配を行ったことを発表した。報酬はLSKの保有額に応じて、同社が運営する仮想通貨交換所Coincheckの利用者の口座へ直接付与される。今回、同社はステーキング報酬として総額2251.9LSK(1LSK=79.7円換算で18万円相当)を獲得したことを明らかにしている。

LSKは、合意形成アルゴリズムにDPoS(デリゲート・プルーフオブステーク)を採用している。LSKの保有量に比例した投票権を用い、ブロック生成者を選定する仕組みだ。投票先の当落と投票数に応じて、投票者へブロック生成報酬が分配される。

CoincheckのLSKステーキングでは、ユーザーから委託されたLSKをCoincheckが口座内で預かる形で保管し、その保有量に応じた投票権を行使する。その投票によってブロック生成報酬を獲得した場合、預かったLSKの額に応じた分配を行うという仕組みになっている。LSKの付与は毎週水曜日としている。

LSKステーキングへの参加条件は、ステーキングの期間中にCoincheckの「取引アカウント」にて1日あたり平均10LSK以上保有しているか、もしくは「貸仮想通貨アカウント」にて貸出中でないLSKを1日あたり平均10LSK以上保有していることが条件だ。特別な手続きは不要で、条件を満たしていれば自動的にステーキング報酬の分配対象になる。

分配額は、手数料を差し引いた額を付与するとされている。今回配布がない場合は、LSKの保有額が水準に達していなかったということだ。