仮想通貨(暗号資産)ニュース

対戦型ブロックチェーンゲーム「クリケミ」オープンβテスト開始

仮想通貨不用のカードゲーム、「マネコ」のGaia社が開発

「Crypto Alchemist」ホーム画面、画像はリリースより引用、以下同

Gaia社は1月16日、同社が開発中のブロックチェーン技術を応用したカードゲーム「Crypto Alchemist(クリプトアルケミスト、略称:クリケミ)」のオープンβテストを開始した。「クリケミ」は、ゲーム内で使用するカードの価値の担保と移行を可能にした対戦型カードゲームとなる。

「クリケミ」は、カード戦略とアクションの2つの要素で戦うブロックチェーンゲーム。手に入れたカードはユーザーの資産となり、ゲーム内マーケットや他のサービスなどで取引が可能になる。

ゲームの基本プレイ料金は無料で、面倒な設定もなく、ウォレット不要、仮想通貨交換所の口座開設や仮想通貨の購入も必要なく、ゲームを始めることができる。オープンβテストはPCブラウザのみの対応で、参加にはTwitterアカウントもしくはメールアドレスが必要になる。テストで10戦以上プレイしたユーザーには、正式リリースの際に使用できるカードが配布される予定になっている。

バトルの様子

「クリケミ」では、一対一の対人戦によるリアルタイムバトルを行う。βテストでは、ユーザー間で競うランクバトルβを行うことができる。勝敗に応じてランクPを取得することができ、ランクPの値でランキングの順位が決定する。ランクバトルβの上位3名には強力なゴールドのNFTカード「占領」が報酬として手に入る。

さらに、ランクバトルβで手に入る錬成石を消費することで、カードの錬成が可能。錬成では、レアリティがゴールドまでのカードを錬成することができる。オープンβテストで手に入れたカードは正式リリース時に引き継ぐことも可能だ。

「クリケミ」を開発するGaia社は、仮想通貨のコピートレードサービス「マネコ」を提供しており、2019年4月に仮想通貨交換所BITPointの親会社であるリミックスポイントから出資を受けた。Gaia社がゲーム開発に取り組むのは、本作が初めてとなる。

腕前を競う「ランクバトルβ」
「カード錬成」