仮想通貨(暗号資産)ニュース

吉本興業、AI活用し芸能人をアバター化。米ObENと提携

アバターの管理にブロックチェーンを活用し個人情報と著作権を保護

(Image: TK Kurikawa / Shutterstock.com)

吉本興業は2月26日、人工知能(AI)を開発する米ObENとの提携を発表した。ObENはAIを活用し、実在人物を仮想空間で再現するデジタルヒューマン(アバター)の作成技術を有する。吉本興業は同社と協力し、日本市場向けにAIアバターのIP(知的財産権)を管理および運用を行うという。また、所属タレントのアバターを製作中で、2020年4月に公開予定としている。

ObENのアバター作成技術は、音声と画像データなど、最小のサンプルを使用して、世界中の誰でも自分にそっくりな外観で、どの言語でも自分の声で話すことができる3Dモデルを製作可能だという。アバターは、スマホアプリ、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)で利用できる。アバターの管理と運用にはブロックチェーン技術を活用。ユーザー、クライアント、パートナーの個人情報と著作権を保護する。

ObENが製作するアバターのイメージ