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JPモルガンとBNPパリバら4行、CLSのFX決済効率化サービスを導入

IBMと共同開発のCLSNetをバンカメらメガバンク9行が運用中

(Image: Shutterstock.com)

外為決済サービスをグローバル展開するCLSは2月、IBMと共同開発の二国間決済(FX決済)ネッティングサービスCLSNetについて、米JPモルガン、仏BNPパリバ、メキシコのActinver、米シティバンクN.A.が新たに導入したことを発表した。

CLSNetは、Hyperledger Fabricを活用し二国間決済ネッティングのプロセスを自動化することで、流動性の向上やコスト軽減、運用効率の向上をもたらす。120種の通貨に対応し、その決済を標準化している。これらはCLSNet導入行と直接取引する各社にも影響し、市場に参加する幅広いグループに運用コスト削減とリスク軽減の恩恵を提供しているという。

バンクオブアメリカ、中国銀行(香港)、米ゴールドマンサックス、伊インテーザ・サンパオロ、米モルガンスタンレーがすでにCLSNetを運用中だ。新たに導入した4行を合わせ、各国最大級の金融機関9行が同サービスを運用している。