ブックに学ぶ:『世界一やさしいビットコイン&仮想通貨』
ビットコイン取引の基本(4)損益を確認しよう
2018年7月2日 06:55
[著者 ペロンパワークス・プロダクション]
「仮想通貨の取引を始めてみたいけど、どうしたら始められるんだろう?」と思う人も昨今はなかなか多いはず。今回は、そんな人にピッタリなムック「世界一やさしいビットコイン&仮想通貨」(インプレス刊)から、特に入門向けの記事を紹介していきます。データ類は全て2018年5月現在のものとなります。
なお、市販書籍からの抜粋のため、仮想通貨 Watch編集部の見解とは異なる場合があります。
資産の増減を確認しよう(損益履歴/最終取引価格)
仮想通貨を購入したら、次に資産の動きを見てみましょう。
トップ画面左上に表示される「総資産」とは、口座へ入金済みの日本円を含めたビットコインや仮想通貨の時価総額を合計したものです。相場に連動して増減します。
総資産をチェックしよう
ビットコインや仮想通貨を購入すると、総資産が変動していきます。相場は24時間変動しているので、定期的にトップ画面で自分の資産をチェックしておきましょう。
損益履歴を確認しよう
自分が保有している総資産の動きは、トップ画面左上の「日次損益」をタップすることでより詳しく確認できます。表示したい累積損益の期間を[日次][月次][年次]から選び、タップすることで、それぞれの期間における累積損益がラインのチャートで表示されます。
チャートでは、縦軸が日本円換算の金額を表しており、「0」のラインを越えていれば緑色のラインで、利益として表示されます。一方、「0」以下は損失として、赤色のラインで表示されます。
これまでの投資成績をざっくり把握しておく指標として、ここも定期的にチェックしおきましょう。
販売所での取引約定履歴を見てみよう
ビットフライヤーで注文が成立(約定、「やくじょう」と読みます)した履歴は、買い注文も売り注文もすべて一覧表示できます。
販売所と取引所ではそれぞれ確認するページが異なるので、まずは販売所での約定履歴をチェックしてみましょう。
取引所での取引約定履歴をチェックしよう
取引所では、2回右へスワイプすることで「約定履歴」の画面に移ります。約定履歴では、これまでに行った取引の種類(購入/売却)や約定した日時、価格、数量、手数料などを一覧で確認できます。約定履歴を確認することで、価格が安い時に買えていたか、高い時に売ることができていたかなど、自分のパフォーマンスをざっくりチェックできます。
また、取引が成立していない指値注文の確認は約定履歴ではなく、さらにスワイプすると表示される「注文画面」で行います。