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ゲームの問題をブロックチェーンで解決できるか? アイデアソンが9月開催

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンとgumiの共催

 9月1日に都内で開催されるイベント「ゲームの問題をブロックチェーン技術で解決するアイデアソン」の参加者を募集している。主催はユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社、共催は株式会社gumi。参加費は無料で、募集人数は先着順で60名。「ゲームの問題をブロックチェーン技術で解決するアイデアソン(Peatix)」ページで参加申込みできる。

 アイデアソンのテーマは「ゲームの問題をブロックチェーン技術で解決できるのか?」。解決すべき問題の抽出と、その解決のためのアイデアを見つけ出すことが目的だ。ハッカソンではないので、可動モックは不要。ブロックチェーン技術を、ゲーム内アイテムやゲーム内通貨の置き換えといったリワード(報酬)“以外”で活用するアイデアを競う。

 ルールは、テーマに沿っていること、未発表であること、実現可能であること。実証実験の対象になり得るアイデアか、現時点の技術で実現できるアイデアか、ブロックチェーンの基盤技術を拡張せずに成立するかが問われる。「ERC20トークン」あるいは「ERC721トークン」としてEthereumブロックチェーンに連ねることを前提とする。パブリックかプライベートかは問わない。

 アイデアはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスでの一般公開が条件。アイデアソン終了後、1チームにつき5分のプレゼンを行い、審査が行われる。審査員は杉井靖典氏(カレンシーポート株式会社)、國光宏尚氏(株式会社gumi)、𥱋瀨洋平氏(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社)。アイデアソン開催中は、杉井氏がチューターとして質問や相談に乗る。

 なお、当初の開催は7月28日に予定されていたが、台風12号の関東地方上陸に伴い日程が変更された。ルールも一部が修正され、「ERC721トークン」の追加と「SwarmやIPFSなどの分散ストレージの利用は可能」とされた。7月28日に参加申込みをしていた人も、再度の参加登録が必要となる。