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Ethereum Classicで15回にわたる異常な再編成(reorg)、12件の二重支払いで1億円超の被害発生をCoinbase社が報告

攻撃の全容は未だ不明で依然不安定な状態続く

 米国の仮想通貨交換所Coinbaseは1月8日、Ethereum Classic(ETC)のネットワーク不安定化に関する調査結果を発表した。同社は1月6日から1月8日の間に15回の異常な再編成(reorg)を検知。12件の二重支払いが生じ、確認された被害総額は21万9500ETCで日本円にして1億2000万円相当にも上るという。

 弊誌でも1月8日、Ethereum Classic(ETC)のネットワークにて異常な再編成が観測され不安定化していることをお伝えした。当初、Ethereum Classic開発者は本件をセルフィッシュマイニングによるものと主張し、51%攻撃を否定していたが、1月8日夕刻までにその主張を取り下げた。現在は同通貨を取り扱う各所に対策として承認(Confirmation)数の引き上げを呼びかけ、事態の収束、究明にあたっている。

 Coinbaseは1月6日にEthereum Classic(ETC)の異常な再編成を確認し、同通貨の取引を停止。同日、連続的に発生した再編成を観測する中で1件の二重支払いを報告していた。その後、1月8日14時頃まで散発的に発生した再編成の内、15件の通常あり得ないブロック数にわたる再編成から、12件の二重支払いを確認したという。