仮想通貨(暗号資産)ニュース
仮想通貨交換所Zaif、3月1日頃のEthereumハードフォークに伴う対応を発表
ETHの入出金は原則制限なし
2019年2月26日 12:32
株式会社フィスコ仮想通貨取引所が運営する仮想通貨交換所「Zaif」は2月25日、仮想通貨Ethereum(ETH)のハードフォークに伴う対応について発表した。同交換所は、日本時間3月1日頃予定のEthereumのハードフォーク前後において、ETHの入出金は停止しないとのこと。万が一チェーンの分岐等が発生した場合ユーザーの資産保全を最優先するとしている。
Ethereum(ETH)は大型アップデート「コンスタンティノープル」(Constantinople)および「サンクトペテルブルク」(St.Petersburg)をネットワークの第728万ブロック(日本時間3月1日未明頃)で適用する。本アップデートは1月に予定していたアップデートを延期したもの。主なアップデート項目は採掘報酬の変更、Ethereum仮想マシンの新規命令実装となるため、仮想通貨交換所のユーザーにとって、直接的な影響は小さい。
本アップデートは適用前後でチェーンの互換性がなくなるため、ハードフォークとなる。チェーンの分岐ないし新規通貨の発行は予定されていないが、一時的にネットワークが不安定となる可能性がある。