仮想通貨(暗号資産)ニュース

仮想通貨交換所BITPoint、3月1日頃のEthereumハードフォークに伴う対応を発表

ハードフォーク前後でETHの入出金を停止予定

 株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨交換所「BITPoint」は2月25日、仮想通貨Ethereum(ETH)のハードフォークに伴う対応について発表した。同交換所は、日本時間3月1日頃予定のEthereumのハードフォーク前後において、ETHの入出金(送付・預入)を停止するとのこと。停止・再開時期は明示されていないが、同社は「ハードフォークの開始前からサービスの安定稼働の確認が取れるまでの間」を停止期間としている。

 Ethereum(ETH)は大型アップデート「コンスタンティノープル」(Constantinople)および「サンクトペテルブルク」(St.Petersburg)をネットワークの第728万ブロック(日本時間3月1日未明頃)で適用する。本アップデートは1月に予定していたアップデートを延期したもの。主なアップデート項目は採掘報酬の変更、Ethereum仮想マシンの新規命令実装となるため、仮想通貨交換所のユーザーにとって、直接的な影響は小さい。

 本アップデートは適用前後でチェーンの互換性がなくなるため、ハードフォークとなる。チェーンの分岐ないし新規通貨の発行は予定されていないが、一時的にネットワークが不安定となる可能性がある。