仮想通貨(暗号資産)ニュース

仮想通貨交換所GMOコイン、3月1日頃のEthereumハードフォークに伴う対応を発表

2月27日以降ETHの入出金を停止予定、再開日は未定

 仮想通貨交換所「GMOコイン」を運営するGMOコイン株式会社は2月22日、仮想通貨Ethereum(ETH)のハードフォークに伴う対応について発表した。同交換所は、日本時間3月1日頃予定のEthereumのハードフォークにおいて、2月27日以降ETHの入出金(預入・送付)を停止するという。再開時期は未定で、ハードフォーク後の安全性を確認し、後日発表としている。

 Ethereum(ETH)は大型アップデート「コンスタンティノープル」(Constantinople)および「サンクトペテルブルク」(St.Petersburg)をネットワークの第728万ブロック(日本時間3月1日未明頃)で適用する。本アップデートは1月に予定していたアップデートを延期したもの。主なアップデート項目は採掘報酬の変更、Ethereum仮想マシンの新規命令実装となるため、仮想通貨交換所のユーザーにとって、直接的な影響は小さい。

 本アップデートは適用前後でチェーンの互換性がなくなるため、ハードフォークとなる。チェーンの分岐ないし新規通貨の発行は予定されていないが、一時的にネットワークが不安定となる可能性がある。