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仮想通貨交換所Coincheck、3月1日頃のEthereumハードフォークに伴う対応を発表

ハードフォーク1時間前よりETHの入出金を停止予定、再開は未定

 マネックスグループの一員として仮想通貨交換所「Coincheck」を運営するコインチェック株式会社は2月22日、仮想通貨Ethereum(ETH)のハードフォークに伴う対応について発表した。同交換所は、日本時間3月1日頃予定のEthereumのハードフォークにおいて、実施1時間前頃からETHの入出金を停止するという。再開時期は未定で、ハードフォーク後の安全性を確認次第としている。

 Ethereum(ETH)は大型アップデート「コンスタンティノープル」(Constantinople)および「サンクトペテルブルク」(St.Petersburg)をネットワークの第728万ブロック(日本時間3月1日未明頃)で適用する。本アップデートは1月に予定していたアップデートを延期したもの。主なアップデート項目は採掘報酬の変更、Ethereum仮想マシンの新規命令実装となるため、仮想通貨交換所のユーザーにとって、直接的な影響は小さい。

 本アップデートは適用前後でチェーンの互換性がなくなるため、ハードフォークとなる。チェーンの分岐ないし新規通貨の発行は予定されていないが、一時的にネットワークが不安定となる可能性がある。