仮想通貨(暗号資産)ニュース

仮想通貨交換所bitFlyer、3月1日頃のEthereumハードフォークに伴う対応を発表

ハードフォーク前後にETHの入出金を停止予定、停止期間は未定

 仮想通貨交換所「bitFlyer」を運営する株式会社bitFlyerは2月21日、仮想通貨Ethereum(ETH)のハードフォークに伴う対応について発表した。同交換所は、日本時間3月1日頃予定のEthereumのハードフォークにおいて、一部期間でETHの入出金(預入・送付)を停止するという。停止期間は未発表。なお、ETH入出金の停止期間中も、同社サービス「アルトコイン販売所」でのETH/JPYの売買および、「bitFlyer Lightning」でのETH/BTCの取引は通常通り利用可能とのこと。

 Ethereum(ETH)は大型アップデート「コンスタンティノープル」(Constantinople)および「サンクトペテルブルク」(St.Petersburg)をネットワークの第728万ブロック(日本時間3月1日未明頃)で適用する。本アップデートは1月に予定していたアップデートを延期したもの。主なアップデート項目は採掘報酬の変更、Ethereum仮想マシンの新規命令実装となるため、仮想通貨交換所のユーザーにとって、直接的な影響は小さい。

 本アップデートは適用前後でチェーンの互換性がなくなるため、ハードフォークとなる。チェーンの分岐ないし新規通貨の発行は予定されていないが、一時的にネットワークが不安定となる可能性がある。