仮想通貨(暗号資産)ニュース

仮想通貨交換所VCTRADE、3月1日頃のEthereumハードフォークに伴う対応を発表

2月28日から3月3日までETHの入出金を停止予定

 仮想通貨交換所「VCTRADE」を運営するSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社は2月26日、仮想通貨Ethereum(ETH)のハードフォークに伴う対応について発表した。同交換所は、日本時間3月1日頃予定のEthereumのハードフォークにおいて、2月28日から3月3日までの期間、ETHの入出金(受取・送付)を一時停止するとのこと。

 Ethereum(ETH)は大型アップデート「コンスタンティノープル」(Constantinople)および「サンクトペテルブルク」(St.Petersburg)をネットワークの第728万ブロック(日本時間3月1日未明頃)で適用する。本アップデートは1月に予定していたアップデートを延期したもの。主なアップデート項目は採掘報酬の変更、Ethereum仮想マシンの新規命令実装となるため、仮想通貨交換所のユーザーにとって、直接的な影響は小さい。

 本アップデートは適用前後でチェーンの互換性がなくなるため、ハードフォークとなる。チェーンの分岐ないし新規通貨の発行は予定されていないが、一時的にネットワークが不安定となる可能性がある。