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仮想通貨交換所BTCBOX、3月1日頃のEthereumハードフォークに伴う対応を発表

2月27日正午よりETHの入出金を停止予定、再開日は未定

 仮想通貨交換所「BTCBOX」を運営するBTCボックス株式会社は2月26日、仮想通貨Ethereum(ETH)のハードフォークに伴う対応について発表した。同交換所は、日本時間3月1日頃予定のEthereumのハードフォークにおいて、2月27日正午以降ETHの入出金を停止するという。再開時期は未定で、ハードフォーク後の安全性を確認し、後日発表としている。なお、停止期間中もETHの売買は通常通り行えるとのこと。

 Ethereum(ETH)は大型アップデート「コンスタンティノープル」(Constantinople)および「サンクトペテルブルク」(St.Petersburg)をネットワークの第728万ブロック(日本時間3月1日未明頃)で適用する。本アップデートは1月に予定していたアップデートを延期したもの。主なアップデート項目は採掘報酬の変更、Ethereum仮想マシンの新規命令実装となるため、仮想通貨交換所のユーザーにとって、直接的な影響は小さい。

 本アップデートは適用前後でチェーンの互換性がなくなるため、ハードフォークとなる。チェーンの分岐ないし新規通貨の発行は予定されていないが、一時的にネットワークが不安定となる可能性がある。