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ブロックチェーンセキュリティ企業の米Quantstamp、野村ホールディングスとデジタルガレージの出資で日本進出

スマートコントラクトにおけるセキュアな環境を担保するサービスを提供

 米国カリフォルニア州のシードアクセラレーターY Combinatorが支援するスタートアップ企業Quantstamp Inc.(以下、クォントスタンプ)は、野村ホールディングス株式会社および株式会社DGインキュベーションの投資を受けて日本へ進出、日本におけるサービスを拡充するために有限責任会社Quantstamp Japan GK(クォントスタンプ・ジャパン合同会社)を設立した。同社は、スマートコントラクトセキュリティ企業。大規模なブロックチェーンやスマートコントラクトにおけるセキュアな環境を担保するサービスを提供していくという。

 クォントスタンプは、コンピューターベースの推論ツールを使用し、ブロックチェーン上のスマートコントラクトの脆弱性を識別するなど、ブロックチェーンの安全運用に役立つサービスを提供している。具体的には、スマートコントラクトに関する周知の脆弱性について自動チェックするツールや、ブロックチェーンプロジェクトの安全性を支援する監査サービスを提供する。これまで同社は、独自のソフトウェアや機密情報監査サービスを通じて、5億米ドル以上のスマートコントラクトにおける取引額を担保してきたという。日本は、デジタル決済における重要なマーケットと見ているとのこと。

 クォントスタンプに出資をする野村ホールディングスは、今後、金融の世界でブロックチェーンが採用されるにつれ、スマートコントラクトはより重要な役割をはたすと判断。スマートコントラクトにおけるハイレベルなセキュリティや監査、認証は不可欠なものになると想定しているとコメントしている。