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リップル投資部門Xpring、XRPを活用したゲーム基盤開発の米Forteと提携

ブロックチェーンゲーム開発者向けに1億ドルのファンド設立

(Image: Shutterstock.com)

 Rippleの投資部門Xpring(スプリング)は3月13日、ブロックチェーン活用のゲームプラットフォームを開発する米国のスタートアップ企業Forteとの提携を発表した。同時に、RippleとForteが共同で1億ドルのファンドを設立し、ブロックチェーンゲームの開発者に向けて出資することを明らかにしている。

 Xpringのディレクターであるダニー・アランダ(Danny Aranda)氏の発表によると、Forteのプラットフォーム開発にRippleが協力しており、XRPのブロックチェーンを利用するという。Interledgerプロトコル、Codiusを活用して、クロスチェーンの相互運用性とセキュリティ、流動性を実現しているとのこと。

 Forteは2月22日、ゲーム業界におけるブロックチェーン技術の採用を加速することを目的に設立された。ブロックチェーン技術を容易に適用し、ユーザー主導型の新しいゲーム経済を実現する開発プラットフォームを提供するとのこと。同社CEOは、米国のゲーム開発会社KabamでCEOを勤め、プロゲーミングチームへの出資などを行っているケビン・チョウ(Kevin Chou)氏が就任する。

 Forteの創立にあたって、同社CEOのチョウ氏が声明を発表している。氏はF2P(Free-to-play:基本プレイ無料)ゲームの可能性を述べる。F2Pゲームはクラウドベースのテクノロジーを基に発展し、2006年から2019年に至るまで数々の成功作を生み出してきた。一方で時を重ねるにつれ、ビジネス全体として、ゲームの「楽しさ」と「課金額」のバランスに歪みが見られるようになったという。

 Forteは、ユーザーと開発者間の経済的関係の再調整を目的に掲げる。チョウ氏は、「これまでの10年はクラウドテクノロジーをベースにF2Pのゲームビジネスが醸成された。これからの10年はブロックチェーンとクリプト経済を取り込んだビジネスモデルが形作る」と述べる。ゲーム開発者がユーザーから得られる利益の最大化に執心することなく、新しい形のピアツーピアのゲーム体験を生み出すゲームプラットフォームを提供していくとのこと。