仮想通貨(暗号資産)ニュース
イーサリアムを用いた投げ銭機能付き匿名掲示板、6月末にサービス終了
期日までのETH出金を呼びかけ。終了時点でETHBOARD内の残高は運営会社が回収予定
2019年5月23日 15:38
投稿者間でのEthereum(ETH)の投げ銭機能を特徴とする匿名掲示板サービスETHBOARDを運営する株式会社MidFreeは5月23日、同サービスを6月末に終了することを発表した。同社はETHBOARDの終了についてTwitter上にて報告し、ユーザー数が伸び悩んだことをサービス終了の理由としている。4月23日時点で、アクティブユーザー数は165人だった。
サービス終了の発表時点で、ETHBOARDは報酬分配機能を停止した。6月末までにアカウント内のETHを出金するよう呼びかけている。なお、サービス終了時点で出金されていないETHに関しては、運営会社が回収するとしている。
【サービス終了のお知らせ】
— ETHBOARD (@ethboard)2019年5月23日
ユーザー数を増やそうと試行錯誤してきましたが、中々難しく、サービスを終了させていただくこととなりました。
つきましては、サービス終了の 6月末までに出金をお願い致します。出金されなかった分については、運営が回収致しますので、あらかじめご了承ください。
ETHBOARDは株式会社MidFreeが運営する匿名掲示板サービス。2018年11月にサービスを開始した。従来、同様のサービスではその運営者が広告収入を得ていたが、有益な投稿をしたユーザーが報酬を受け取れるようにするべきという思想に基づき、ETHを用いた投げ銭機能でそれを実現していた。