仮想通貨(暗号資産)ニュース

イーサリアムの日間総ガス消費量が過去最高値を記録しネットワークが活発化

日間の取引数は2017年末仮想通貨バブル期に迫る数値へ

日間総ガス使用量の推移。2019年5月29日に過去最高値を記録した(Etherscanより引用)

Etherumは5月29日、ブロックチェーン上で発生する日間総ガス使用量の最高値を更新した。Ethereumの分析プラットフォームであるEtherscanによると、同日使用されたガスはネットワーク全体で約493億6428万Gasとなり、5月7日の約491億301万Gasを上回った。

Ethereumのトランザクション数は2018年末に日間50万前後で推移していたが、2019年5月末には90万近くまで増加。100万前後で推移していた2017年末の仮想通貨バブル期に迫る値を示している。

Ethereum(ETH)では、トランザクションの手数料やブロックチェーン上のプログラムであるスマートコントラクトを実行する際などに手数料として、ガスを支払う必要がある。この手数料は一般的にガス代と呼ばれる。ネットワーク上の総ガス使用量の増加は、Ethereumのネットワークが活発に利用されていることを意味する。