仮想通貨(暗号資産)ニュース
Tether、人民元ペッグのステーブルコインCNHtを正式発表
USDT・EURTに続く3番目。販売先や提供開始時期は未定
2019年9月10日 10:56
ステーブルコインを取り扱うTether社は9月10日、新たな通貨バスケットとしてオフショア人民元(CNH)への対応を発表した。同時に、オフショア人民元の価値に連動(ペッグ)したステーブルコイン「CNHt」を発行し、販売することを明らかにした。なお、発表時点ではCNHtの販売先や提供開始時期は明かされていない。
Tether社は、これまでに米ドルにペッグしたステーブルコイン「USDT」、ユーロにペッグした「EURT」を発行し、販売している。新たに取り扱うCNHtは、同社の3番目のステーブルコインとなる。USDTとEURTには、Bitcoinの拡張レイヤー(Omni)をベースにしたものと、Ethereumのトークン規格(ERC-20)をベースにしたものがある。新たに発行されるCNHtは、ERC-20のみに対応するとのこと。
Offshore Chinese yuan (CNH) added to our basket of supported currencies, new stablecoin CNHt now available!
— Tether (@Tether_to)September 9, 2019
CNHt is pegged to CNH and is available on the Ethereum blockchain as an ERC-20 token.https://t.co/MEWUw171kypic.twitter.com/R7lN7ADPFb