仮想通貨(暗号資産)ニュース
アップルのApple Pay幹部「仮想通貨に興味を持っている」
中小企業の決済ツールの可能性に言及
2019年9月9日 06:00
アップルのApple Payバイスプレジデント、ジェニファー・ベイリー(Jennifer Bailey)氏は、「仮想通貨を注視しているが、消費者はすぐに進展を期待しないでほしい」と述べた。CNNの取材に答えた。
仮想通貨リブラの発行を発表し、世界の注目を集めるFacebookに対し、アップルは仮想通貨とは距離を置いており、アップルの幹部が仮想通貨について公の場で発言したのは今回が初めてとなる。
アップルはアプリストアから仮想通貨マイニング企業を排除している一方、ウォレットやCoinbaseなど取引所のアプリの掲載は許可している。
ベイリー氏は「我々は仮想通貨に興味を持っています。長期的な視点での可能性を感じています」と話し、仮想通貨や中国で広く使われているQRコードシステムが、中小企業のクレジットカード決済の代替ツールとなる可能性にも言及した。