仮想通貨(暗号資産)ニュース
コインチェックとbitFlyer、イーサリアムクラシックの入出金を9月11日夕方より一時停止
ハードフォークに伴う対応。再開は9月12日以降の見通し
2019年9月9日 10:54
Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)は、ネットワークの大型アップデートとなるハードフォーク「Atlantis」(アトランティス)をブロック番号877万2000にて実施する。Ethereum Classic(ETC)を取り扱う仮想通貨交換所「Coincheck」と「bitFlyer」は、ハードフォークに伴う対応について発表した。
当初、Ethereum Classic Labsの発表によると、ハードフォーク実施日時は日本時間で9月13日夜頃と予測していたが、両交換所の予測ではやや早まっている。両交換所は、ハードフォークの実施日時を9月12日前後と予測し、それぞれTwitterにて対応予定を明らかにした。
仮想通貨交換所Coincheckの対応について
仮想通貨交換所Coincheckは、ハードフォーク予定日の前日となる9月11日午後4時頃を目安に、ETCの入出金を一時的に停止するとした。
【ETC入出金について】
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp)September 6, 2019
イーサリアムクラシック(ETC)のハードフォークが日本時間9月12日前後に行われる予定です。これに伴い、Coincheckでは9月11日16時頃を目安にイーサリアムクラシック(ETC)の入出金を一時停止予定です。
仮想通貨交換所bitFlyerの対応ついて
仮想通貨交換所bitFlyerは、ハードフォーク予定日の前日となる9月11日午後5時頃からETCの入出金を一時的に停止するとした。
また、bitFlyerは仮想通貨の入金には承認時間を必要とする。通常はトランザクション作成から反映されるまで24時間程度の承認時間を要するため、ETCの入金は余裕を持って行ってほしいと注意を促している。
ただし、アルトコイン販売所でのETC/JPYの売買や他サービスはハードフォーク前後も通常通り利用可能だが、価格急変や取引状況などによりサービスの一部またはすべてを停止する可能性もあるとのこと。
A hard fork is scheduled for Ethereum Classic (ETC) expected around Thu, Sep 12 (JST; block height 8,772,000). We will temporarily suspend deposits and withdrawals of ETC from around 5:00 PM on Sep 11 (JST). Please ensure to allot enough time for deposits and withdrawals of ETC.
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer)September 5, 2019
なお、両交換所ともに入出金の再開日時など、ハードフォーク終了後の予定については、現時点では明らかにしていない。今後の対応報告にも注視したい。