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Tether、人民元ペッグのステーブルコインCNHtを正式発表

USDT・EURTに続く3番目。販売先や提供開始時期は未定

(Image: Shutterstock.com)

ステーブルコインを取り扱うTether社は9月10日、新たな通貨バスケットとしてオフショア人民元(CNH)への対応を発表した。同時に、オフショア人民元の価値に連動(ペッグ)したステーブルコイン「CNHt」を発行し、販売することを明らかにした。なお、発表時点ではCNHtの販売先や提供開始時期は明かされていない。

Tether社は、これまでに米ドルにペッグしたステーブルコイン「USDT」、ユーロにペッグした「EURT」を発行し、販売している。新たに取り扱うCNHtは、同社の3番目のステーブルコインとなる。USDTとEURTには、Bitcoinの拡張レイヤー(Omni)をベースにしたものと、Ethereumのトークン規格(ERC-20)をベースにしたものがある。新たに発行されるCNHtは、ERC-20のみに対応するとのこと。