仮想通貨(暗号資産)ニュース

LINEグループの仮想通貨交換所BITMAX、シンプレクスの取引システムを採用

TaoTao・DMM Bitcoinも採用の仮想通貨取引基盤

(BITMAX 公式サイトより引用)

シンプレクスは9月17日、LINEのグループ会社が運営する仮想通貨交換所BITMAXの取引システムを構築したことを発表した。BITMAXは、シンプレクスが開発した仮想通貨取引プラットフォーム「SimplexCryptoCurrency」(シンプレクス・クリプト・カレンシー)を導入しているという。同社はBITMAXのほか、TaoTao、DMM Bitcoinにも仮想通貨取引システムを提供している。

シンプレクスは、国内の金融機関向けにシステムを開発・提供している企業。松井証券やマネックス証券、大樹生命保険(旧三井生命)、オリックス生命保険などの契約や取引のシステムを手掛ける。同社は2018年1月より、仮想通貨取引プラットフォーム「シンプレクス・クリプト・カレンシー」の提供を開始した。

LINEのグループ会社LVCは、9月6日に金融庁から仮想通貨交換業者として認可を受け、17日より仮想通貨交換所BITMAXの運営を開始した。同交換所は、LINEアプリと連携したサービスとなる。日本円の入出金はモバイル決済サービス「LINE Pay」経由で行う。国内の仮想通貨交換所では初めて、オンラインでの本人確認(eKYC)を導入している。