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モナコイン盗難被害のMonappyが13か月ぶりに再開へ

10月7日10時より段階的に

(Image: Shutterstock.com)

仮想通貨Monacoin(モナコイン)のウォレットサービス「Monappy」の事業を継承するIndieSquareは9月30日、「Monappy」のサービスを10月7日10時より再開することを発表した。2018年9月1日に不正アクセスによるMonacoin盗難で、原因究明のためサービスを停止していた「Monappy」を13か月ぶりに再開をする。

Monappyは、顧客の資産保護を徹底するため、盗難事件以降サービス停止していた。同社は、システム刷新によるセキュリティ強化と管理体制の改善を行い、サービス再開の準備を続けてきた。また、Monacoinをより安全に管理するため、ホットウォレットによる管理からコールドウォレットへと比率を高め、より安全な運用環境を構築。今回、その再開の準備が整ったとし、10月7日より再開することを明らかにした。さらに今後は、ホットウォレット比率0%を目指し、さらシステム改善を行っていくという。

サービス再開にあたり同社は、より安全に顧客への補償を実行するため、Monappyへのアクセス可能な人数を段階的に増やしながら、順次サービスを再開していく。10月7日午前10時以降、アクセス可能となった顧客に対し、@monappy.jpのメールアドレスよりサービス再開メールを送付する。