博報堂DYMP、ブロックチェーン活用評価システムPlayChainで自律分散型組織を目指す

博報堂DYメディアパートナーズは10月1日、ブロックチェーン活用の分散評価システム「PlayChain」を開発し、運用を開始した。PlayChainは、同社のDAppsプロダクト開発チーム「PlayAsset」内で自律分散型の組織運営をおこなうために開発したことを報告した。

分散評価システムPlayChainは、特定の管理者や主体を持たない自律分散型の組織運営DAO（Decentralized Autonomous Organization）を目指すために開発されたツールとなる。DAOは、組織内の階層構造がなく、構成員1人1人によって自律的に運営されていく。組織内の仕事を1つ1つをスマートコントラクトで自動化し、経営者不在の組織運営を可能にする。

PlayChainは、このDAOによる組織運営を想定し、組織内のタスクをスマートコントラクト化し、トークンを送り合い、トークン量により互いを評価する。その評価に対して報酬を支払うツールになる。まずは同社のチームPlayAsset内にて運用を始め、チームが自律分散的に機能することを目標に、新しい組織のあり方を目指す。