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米マイアミ国際空港、ビットコインATMを設置

旅行者向けの外貨両替サービスとして導入。BTCと米ドルの少額売買に対応

(Image: Shutterstock.com)

米国・マイアミに本拠を構えるスタートアップ企業Bitstopは10月15日、マイアミ国際空港にビットコインATMを設置したことを発表した。同空港のビットコインATM設置は初めて。G16ゲート付近に設置されたビットコインATMでは、少額のBTCと米ドルの売買ができ、旅行者向けの外貨両替サービスとして機能するという。

マイアミ国際空港は、米国で3番目に利用者が多い国際空港で、米国と中南米間の最大の玄関口だ。Bitstop・CEOのダグ・カリーリョ(Doug Carrillo)氏によると、現金ではなくビットコインを利用する旅行者が増えており、マイアミ国際空港は、旅行者向けにBTCと米ドルの交換サービスを提供するには最適な場所だという。

マイアミ国際空港G16ゲート付近に設置されたBitstopのビットコインATM

Bitstopは、ビットコインATMを最小2万5000ドル(270万円相当)の価格で提供している。同社はこれまでに世界中で130台のビットコインATMを設置し、直近2か月では40台を設置したとしている。同社は、ビットコインATMの需要が加速度的に増加すると予想しており、2020年末までに世界中に500台のビットコインATMを設置する見通しだ。