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PayPay、リップル活用のマネータップを金融インフラに採用

SBI子会社と提携。チャージ時の負荷分散と手数料削減を実現

PayPayとMoneyTapの連携(発表資料より引用)

マネータップは10月30日、PayPay社との業務提携を発表した。マネータップは、スマホ決済サービス「PayPay」に、個人間送金サービス「Money Tap」を金融インフラとして連携する。銀行口座からPayPay残高をチャージ(入金)する際、「Money Tap」のインフラを経由することが可能となり、既存インフラと比べ低い手数料を実現し、PayPay社の金融機関接続負担を軽減できるという。

「Money Tap」は、SBIホールディングスの子会社であるマネータップが開発する。米リップル(Ripple)社の分散型台帳「xCurrent」を搭載する次世代金融プラットフォーム「RCクラウド2.0」を利用し、24時間365日のリアルタイム送金を実現している。9月末時点で国内30社の金融機関が計画に関わる。

PayPay社との提携は、「Money Tap」の基盤技術をインフラとして活用する新たな取り組みだという。今後新たにPayPayと接続する金融機関には、低コストかつ拡張性のあるMoney Tapを介した接続を提供していくとのこと。