仮想通貨(暗号資産)ニュース

Bassetと電縁、ブロックチェーン関連事業やRegTech領域で協業開始

仮想通貨交換業・金融取引事業者向けにコンプライアンスサービスを提供

仮想通貨交換所bitFlyer出身メンバーが創業したスタートアップ企業のBassetは10月30日、システムコンサルティング・システム開発をおこなう電縁と協業を開始するにあたり、事業提携に関し基本合意したことを発表した。

ブロックチェーン上の取引分析や監視ソリューションなどを開発・提供するBassetが、システムコンサルティング関連のシステム開発を得意とする電縁と技術提携を行い、協業で仮想通貨交換業・金融取引事業者向けにRegTechソリューション(規制を受ける機関が利用する、規制・報告義務などの法令順守をサポートする革新的な技術)の販売やコンプライアンスサービスの提供を行っていく。

これまでブロックチェーン技術を用いた実証実験のコンサルティングやシステム構築および受託開発を行ってきた電縁は、将来需要が増すであろうブロックチェーン事業の拡大を見据え、9月に仮想通貨交換所出身の三宅俊也氏をアドバイザーに迎えている。以来、電縁は金融システム開発を行うLibrusとの提携や、ブロックチェーンのシステム開発を得意とするLCNEMとの提携、OrbとOrbの独自分散台帳技術「Orb DLT」を利用したシステム導入に関する協業など、積極的にブロックチェーン関連事業に携わっている。

両社は、営業・コンサルティング・トレーニング、コンプライアンス、AML/CFT(マネーロンダリング防止とテロ資金供与対策)領域での協業体制の強化を図っていく。