仮想通貨(暗号資産)ニュース

銀行での他行宛て即時入金が一時利用不能に。11月1日から3日まで

仮想通貨交換所での日本円の入出金にも影響、反映は週明けの見通し

モアタイムシステム計画停止のお知らせ(発表資料より引用)

全国銀行資金決済ネットワーク(以下、全銀ネット)は11月1日から11月3日にかけて、システムの切り替えを実施する。同期間中、全銀システムのモアタイムシステムが停止するため、ネット銀行などを含めた国内の500行以上の金融機関において、「他行宛の即時入金」が利用不可となる。

仮想通貨交換所における日本円の入出金にも影響が出るため、注意が必要だ。早くとも週明けの4日月曜日以降の反映となるだろう。

全銀ネットはシステムを第7次全銀システムへ切り替えるため、11月1日15時30分から11月3日24時までの期間、全銀システムのモアタイムシステムを停止する。復帰は11月4日0時としている。実際の停止期間は金融機関によって異なるため、各自利用中の金融機関にご確認頂きたい。

モアタイムシステムは、全銀ネットが2018年10月から提供を開始した、異なる金融機関間の振り込みを実現する仕組み。平日夜間・土日祝日の即時入金に対応し、先に導入したコアタイムシステムによる平日日中の即時入金と合わせ、24時間365日の即時入金を実現する。モアタイムシステムの加入金融機関は、10月15日時点で国内513行を数え、国内のほぼすべての金融機関が関わるという。