仮想通貨(暗号資産)ニュース
ふくおかFG、地域ポイントの交換先にnanaco・スタバなど追加
銀行で付与の「myCoin」が利用者間で送付可能に
2019年12月10日 13:04
地域金融機関のふくおかフィナンシャルグループ(ふくおかFG)傘下のiBankマーケティングは12月9日、同社が運営するポイントサービス「myCoin(マイコイン)」に新機能およびポイントの交換先が追加されたことを発表した。ポイントを利用するためのスマートフォン向け銀行公式アプリ「Wallet+」に、他社運営のポイントサービスとのポイント交換先およびユーザー間でポイントを送りあえる機能を追加した。
iBankマーケティングが運営する「myCoin」は、専用ポイントとしてふくおかFGの各サービスと連携する。アクセンチュアのフレームワーク「ブロックチェーン・ハブ」およびブロックチェーン技術Hyperledger Fabricに基づく情報システムをポイント基盤としている。
同ポイントは、ふくおかFGが提供する銀行マイレージサービス「mybank+」(マイバンクプラス)にて、銀行サービスの利用時に付与される。地域特産品や主要な共通ポイントへ交換できるほか、スマホアプリ「Wallet+」の貯蓄口座(目的預金)に預金としてキャッシュバックすることも可能だ。
今回の「Wallet+」サービスの拡充により、新たに楽天の「楽天スーパーポイント」、セブン・カードサービスの「nanacoポイント」、KDDIの「au Walletポイント」、スターバックスコーヒージャパンが発行する「スターバックス カード」の4つを、ポイント交換先として追加。交換できるポイントサービスが合計10サービスになった。
さらに新機能の追加により、「Wallet+」を利用するユーザー同士であれば、1枚(1ポイント)から「myCoin」を送る、またはもらうことができる「ユーザー間送付(P2P送付)」が可能になった。
なお、「myCoin」のポイント交換先は「Wallet+」に登録されている銀行により、交換対象ポイントが異なるので、注意が必要だ。詳細は、iBankマーケティングの公式サイトを参照のこと。