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AMD、Ubisoftらのコンソーシアムに加入。PC用ブロックチェーンゲーム開発に参入

ゲーム販売・再販の次世代基盤にEPYCプロセッサを提供

(Image: Joseph GTK / Shutterstock.com)

半導体大手のAMDは12月13日、ブロックチェーンゲーム開発のコンソーシアム「Blockchain Game Alliance」(以下、BGA)への加盟を発表した。ゲーミング向けにRyzenプロセッサなどのCPUとRadeonシリーズのGPUを主力製品とする同社は、BGA加盟企業に技術協力を行い、PC向けブロックチェーンゲームの開発と普及に協力するという。

ゲーム業界でのブロックチェーン技術導入に取り組むBGAには、「マインクラフト」へのブロックチェーン連携や、複数のPC向けブロックチェーンゲームへ採用予定の基盤を開発するEnjinを筆頭に、0xやConsensSysといった著名なブロックチェーン技術会社などが加盟している。ゲームメーカーとしてAAAタイトルを多数提供するUbisoftも同組織の一員だ。BGAへのハードウェアメーカーの加盟はAMDが初めてとなる。

BGAへの加盟と関連してAMDは、ゲーム販売プラットフォームを提供予定のRobot Cache社およびULTRA社との提携も発表した。いずれもゲームの販売・再販を提供するサービスで、ブロックチェーン技術を活用した販売基盤となる。AMDは両社に対してサーバー向けプロセッサである「EPYC」を提供し、サーバーとブロックチェーンネットワークの運営を支援するとのこと。

Robot Cache社の販売基盤は現在アーリーアクセスを受け付けている。ULTRA社は今後数か月以内にサービスを開始する予定だという。