仮想通貨(暗号資産)ニュース

bitFlyerとコインチェック、イーサクラシックの入出金を10日夕方から一時停止

1月12日夜のETCハードフォーク「アガルタ」に向けた対応

(Image: Shutterstock.com)

Ethereum Classic(ETC)は日本時間1月12日夜頃、第957万3000ブロックでハードフォーク「アガルタ」(Agharta)を予定している。国内でETCの現物を取り扱う仮想通貨交換所bitFlyerとCoincheckは、ハードフォークに伴うETCの入出金停止を発表した。レバレッジ銘柄の1つとしてETCを取り扱うDMM Bitcoinは平常通り取引可能とのこと。

bitFlyerは1月7日、会員向けのメールなどでETCのハードフォークに伴う入出金(預入・送付)の一時停止を発表した。1月10日17時頃からETCの入出金を停止する。再開についてはネットワークの安定状況を観察し、同交換所の運営状況告知用Twitterアカウント(@bitFlyer_status)で発表するとしている。

Coincheckは1月8日、同社のTwitterアカウント(@coincheckjp)にて、ETCのハードフォークに伴う入出金の一時停止を発表した。1月10日16時頃からETCの入出金を一時停止するとのこと。再開については未定だ。

なお、両交換所のETCの入出金停止期間中もETCの売買は可能だ。入出金の手続きは一時停止前に余裕を持って行うこと、同期間中は価格の急変なども予期されるため、十分に注意して取引を行うことなどを呼びかけている。

DMM Bitcoinは仮想通貨レバレッジの1銘柄としてETCを取り扱う。同社はETCの現物を取り扱わないため、ハードフォークの影響はなく引き続き取引可能とのこと(発表資料)。