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Zaifとフィスコ仮想通貨取引所、統合に向けサービスを一時停止へ

1月24日から段階的に利用不可。ロスカット等に注意

(Image: Shutterstock.com)

フィスコ仮想通貨取引所は1月20日、同社が運営する仮想通貨交換所Zaif Exchange(以下、Zaif)とフィスコ仮想通貨取引所の統合について、スケジュールの詳細を発表した。両交換所は2月12日に統合する。1月24日以降に両交換所の各種サービスが段階的に利用停止となり、両交換所はZaifに統一される。

両交換所の統合スケジュールは、互いに内容が異なるので注意が必要である。詳細スケジュールについては、以下の通り。

【統合までのスケジュール:フィスコ仮想通貨取引所】
日時内容
1月24日登録情報の変更の停止、本人確認の停止、新規口座開設受付終了
2月5日日本円及び仮想通貨の入出金サービスの終了
2月7日フィスコ仮想通貨取引所の全サービスの終了
2月12日サービス統合日(プレオープン)
【統合までのスケジュール:Zaif】
日時内容
1月24日基本情報及びメールアドレスの変更受付停止
2月10日Zaif全サービス停止
2月12日サービス統合日(プレオープン)

統合後は、口座および仮想通貨と日本円の残高はZaifに移管される。

両交換所のアカウントを所持するユーザーは、Zaifとフィスコ仮想通貨取引所の登録個人情報が不一致であったり、本人確認コード入力が未完了、また両交換所のアカウントが「個人」「法人」で区分が異なる場合は、フィスコ仮想通貨取引所側の資産の移行ができない。該当ユーザーは、1月24日13時までに個人情報の変更を行う必要がある。

フィスコ仮想通貨取引所においては、2月5日10時20分以降日本円及び仮想通貨の入出金をすべて停止する。停止後は仮想通貨の入金を行っても一切着金できないため、絶対に仮想通貨の入金を行わないこと。

統合後は、Zaifにて、これまでのフィスコ仮想通貨取引所の利用者も、Zaifで取り扱っている仮想通貨の売買、入出金、簡単売買、レバレッジ取引等が利用可能になる。

Zaifにおいては、2月10日18時以降すべてのサービスが停止となる。停止中は注文に関する取引操作ができない。そのためAirFX取引において、サービス再開時(板寄せ後)にロスカットが発生する場合がある。利用者は、事前に取引状況や建玉管理状況を確認の上、注文の取り消しや、反対売買での決済などを各自で行う必要がある。