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リップル、世界上位100銀行の内38行と協働

日本の大手8銀行の内7行がコンソーシアムに加盟

(Image: Shutterstock.com)

リップルのエコシステムを分析するXRPArcadeによると、総資産高で世界100位の銀行の内、38行がリップルのエコシステムに関わっている。この順位はS&Pグローバルマーケットインテリジェンスの調査を基にしたもので、日本の銀行は8行が100位以内に存在する。このうち、7行がリップルのエコシステムに関わる。


    【総資産高上位100行のうちリップルに関連する日本の銀行】
  • 5位:三菱UFJフィナンシャルグループ
    米リップルと海外送金技術の共同開発を実施。内外為替一元化コンソーシアムSBI Ripple Asiaに加盟(参考資料)。
  • 12位:ゆうちょ銀行
    SBI Ripple Asiaに加盟
  • 14位:三井住友フィナンシャルグループ
    同上。
  • 15位:みずほフィナンシャルグループ
    同上。
  • 29位:農林中央金庫
    同上(参考資料)。
  • 57位:三井住友トラストホールディングス
    同上(参考資料)。
  • 67位:野村ホールディングス
    同上。

上記のSBI Ripple Asiaへの加盟は、グループ会社を通じたものも含む。2017年時点でのリップルの発表で、日本の銀行保有資産の80%以上を占める61行が同コンソーシアムに加盟していることが明らかとなっている。

XRPArcadeの調査では世界上位100行に数えられる国内銀行で、現状リップルのエコシステムと関わりがないのは、農林中央金庫とりそな銀行の2行とされているが、農林中央金庫は前述の通りSBI Ripple Asiaに加盟している。りそな銀行は、リップルの技術を活用した「Money Tap」を導入していたが、2019年5月付けで連携を中止した。