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PayPay、マネータップ活用のリアルタイム入金に対応開始

住信SBIネット銀行との提携で24時間365日チャージ可能に

スマートフォン決済サービスを提供するPayPayは1月31日、住信SBIネット銀行と提携し、PayPayへの同行口座の登録が可能になったことを発表した。住信SBIネット銀行への接続は、リップル活用の「Money Tap」を利用した初の接続となることも明らかにした。同システムを介し、住信SBIネット銀行の口座からPayPay残高へのチャージが可能になる。

SBIホールディングスの子会社であるマネータップが開発する個人間送金サービスMoney Tapは、米リップル社の分散型台帳「xCurrent」を搭載する次世代金融プラットフォーム「RCクラウド2.0」を利用し、24時間365日のリアルタイム送金を実現している。Money Tapを金融インフラとして連携することで、既存インフラと比べて低い手数料を実現し、金融機関の接続負担を軽減できるというメリットがある。

既存の金融サービスにおいては、日本国内の送金では全銀ネットワークを使ったり、国際送金ではSWIFTを経由したりするため、その利用コストが手数料として利用者に転嫁される。また、クレジットカード等の決済ではCAFISという決済ネットワークを使用するため、同様だ。いずれも高額な手数料が発生する。

PayPayとマネータップは2019年10月30日に業務提携を発表しており、両社はスマホ決済サービスPayPayに、Money Tapを金融インフラとして連携する準備をしていた。