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新型コロナウイルス、発熱4日・倦怠感や息苦しさで感染の疑い

第一の予防は手洗い。厚労省がQ&Aを更新

(Image: B.Zhou / Shutterstock.com)

厚生労働省は2月18日、新型コロナウイルスに関するQ&Aを更新した。国内でも感染件数は日を追うごとに増加している。18日12時時点での厚労省発表によると、国内の感染者数は66人、死亡者1人とされている。

厚労省はQ&Aを更新し、感染が疑われる症状として、「風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合」とした。高齢者や糖尿病などの基礎疾患がある者は、これらの症状が2日程度続く場合が該当する。症状に該当する場合の医療機関受診方法についても、感染拡大を防止するためにマスクを着用するなど注意事項がある。

厚労省のQ&Aでは、判明済みの感染経路が飛沫感染と接触感染の2つであることが説明された。非感染者の対策としては、石けんやアルコール消毒液などによる手洗いが有効となる。咳やくしゃみの症状がある人はマスクを着用するなど「咳エチケット」が推奨されている。また、昨今マスクの入手が困難となっているが、毎週1億枚以上の供給が開始されていることも説明した。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、多数の国内企業が在宅勤務の制限緩和などの対策を発表している。仮想通貨関連の事業を擁する大手企業では、GMOインターネットが感染拡大の初期段階となる1月27日から4000人規模での在宅勤務をスタート。Zホールディングス子会社のヤフーも2月14日に全社員約6500人を対象に通勤ラッシュを避けた時差出勤と在宅勤務の上限日数緩和を通知し、複数のメディアが報じた。