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1ドル一時101円台、新型コロナウイルスの影響で円高ドル安が進行

仮想通貨相場は軒並み暴落。激しい値動きに交換所が注意喚起

(Image: Shutterstock.com)

新型コロナウイルスによる感染症の流行以来、円高ドル安が急速に進んでいる。3月9日にはドルは102円を割り込み、一時1ドル101円台となった。3年4か月ぶりの記録的な円高となることを複数のメディアが報じた。また、日経平均株価も一時1200円を超す急落となり、2万円割れとなった。

株式市場や為替市場の急激な相場変動は、投資においては大きな利益を得るチャンスである一方、証拠金取引(FX)においてはロスカットのリスクが高まるなど、危険もある。

法定通貨を扱うFXはもちろんだが、仮想通貨投資においても円高ドル安の影響は大きい。CoinGeckoによると、Bitcoin相場は前日比9.4%の下落、Ethereum、XRP、Bitcoin Cashなどのアルトコインでは軒並み10%を超える下落が生じている。激しい相場の変動を受け、仮想通貨の証拠金取引を取り扱うDMM Bitcoinは3月9日、「通常時より大幅にスプレッドが拡大するなどの状況」にあるとして注意喚起を行っている。