仮想通貨(暗号資産)ニュース

株価・原油が歴史的急落。新型コロナウイルスの影響拡大

ビットコインは2か月ぶりに70万円台まで下落

(Image: Shutterstock.com)

新型コロナウイルスの感染拡大で米国を始め世界経済の先行きへの懸念が強まる中、株式や原油価格などの下落、円高ドル安が加速している。多くの金融商品に売り注文が殺到し、Bitcoinをはじめとする仮想通貨市場にも波及した。

Bitcoinは連日の急落で一時80万円を割り、2020年1月5日以来2か月ぶりに70万円台に突入した。わずか3日で20万円以上の大幅な下落となった。その後、やや回復するも80万円ラインを行き来している。

ニューヨーク株式市場は週明けの3月9日、ダウ平均株価2013ドルの下落を見せ、過去最大の下げ幅を記録、急激な株価の値下がりで、一時自動的に売買を停止する「サーキットブレーカー」措置が発動された。措置は、同制度が2013年に導入されて以来、初となる。

また、日経平均株価も連日急落している。3月10日には、ついに1万9000円割れとなり、およそ2年11か月ぶりの1万8000円台を記録した。

新型コロナウイルスは為替相場にも影響しており、円高ドル安が急速に進んでいる。3月9日にはドルは102円を割り込み、一時1ドル101円台となった。3年4か月ぶりの記録的な円高となった。

CoinGeckoのビットコイン/Bitcoin(BTC)価格、時価総額、チャート、基本情報より引用