仮想通貨(暗号資産)ニュース

GMOコインが累計口座数30万口座突破、顧客取引動向公開

2020年1月取引金額はBTCが70%で首位、XRPが12%で2位

口座数の推移(リリースより引用、以下同)

仮想通貨交換所を運営するGMOコインは3月9日、同交換所の累計口座数が30万口座を突破したことを発表した。2017年5月31日のサービス開始以来、2年7か月での達成となる。同交換所は、併せて2017年から2019年の販売所における仮想通貨の取引動向について年別、月別で公開した。

GMOコインの累計口座数は、2017年6月末の2000口座から順調に推移し、2017年末には4万9000口座、2018年末22万5000口座、2019年末には29万9000口座と増加、2020年1月に30万口座を突破した。2月以降も堅調に推移しているという。

同交換所2020年1月の販売所における仮想通貨の取引金額は、Bitcoin(BTC)が70%を占め最多となり、Ripple(XRP)が12%、Ethereum(ETH)が6%、Bitcoin Cash(BCH)が5%と続く結果となった。

販売所における取引金額の内訳

2017年から2019年の販売所における年別の取引金額は、2017年と2019年はBitcoin(BTC)が最多となるが、2018年はRipple(XRP)が最多だったという。公開資料は各年を上半期・下半期に分け、月別の内訳も公開し、さらに詳細な変動を報告している。

2017年から2019年の販売所における取引金額の内訳

また、GMOコインでは2種類のアプリ、仮想通貨FX専用「ビットレ君」と、販売所・取引所(現物、レバレッジに対応)用「GMOコイン 仮想通貨ウォレット」を提供している。同交換所は、アプリによる注文件数の内訳についても報告している。2020年1月の実績では、仮想通貨FXの取引が多く、「ビットレ君」による取引が全体の65%と大きく上回る結果になった。

アプリでの注文件数の内訳