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カリフォルニア大学、ステイク社のブロックチェーン開発を支援

UCバークレーのアクセラレーションに日本企業が初採択

ステイクテクノロジーズ(以下、ステイク)は3月10日、米国カリフォルニア大学バークレー校(通称、UC Berkeley)主催のブロックチェーンアクセラレーションプラグラム「Xcelerator」に採択されたことを発表した。世界の140を超える応募事業の中から17社が採択され、その1社となった。日本企業では初となる。

Xceleratorは、UC Berkeleyの工学部、Haas School(MBA)、Blockchain at Berkeleyによって提供される6か月間の事業支援プログラム。2020年9月のサンフランシスコ・ブロックチェーンウィーク中にデモデイ(成果発表)が企画されている。支援中は、シリコンバレーや世界を代表する投資家や企業から、事業やピッチに対するアドバイスやメンタリングを受けることができる。また、BerkeleyのOB・OGからなるアルムナイネットワークや研究者ネットワークにアクセスすることも可能だという。

ステイクは、Web3財団が展開する異なるブロックチェーンを繋げるためのプロトコル「Polkadot」(ポルカドット)プロジェクト関連の助成金プログラムにて、3度の助成金を獲得する実績を持つブロックチェーン企業。Polkadotの安全性や互換性を保ちながら自由にブロックチェーンを開発できるソフトウェア「Substrate」の開発、運用に特化し、Substrate上の取引を高速化するためのPlasm技術を提供している。

今回アクセラレーションプログラムに採択されたことにより、ステイクは世界最先端のシリコンバレーのブロックチェーンエコシステムに参加することとなる。世界で使われるプロダクトとして、同社の開発を加速させるという。