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コインチェック「NEM盗難事件」不正取得で初の逮捕者。医師と会社役員の2名

盗難された仮想通貨と知りながらダークウェブで交換に応じた疑い

(Image: Shutterstock.com)

仮想通貨交換所Coincheckにて2018年1月に発生したNEMの盗難事件で、流出した仮想通貨を不正に取得した疑いで3月11日、男2人が警視庁に逮捕された。FNNNHKが報じた。

報道によると、逮捕されたのは大阪府在住の会社役員の男と、北海道在住の医師の男。逮捕理由は、盗難されたNEMだと知りながらダークウェブを通じて別の仮想通貨Bitcoinと交換し、不正に取得した組織犯罪処罰法違反の容疑とされている。

大阪府の会社役員の男は、約2400万XEMを200回以上に分けて不正に取得。このNEMをさらにBitcoinに交換し、利益を得ていたとのこと。

CoincheckのNEM盗難事件での逮捕者は今回が初めて。同事件を巡っては、2019年3月に北朝鮮犯罪グループの関与が報じられるなど、事件発生から時を経て全体像が徐々に明らかとなっているようだ。